乞田川を歩く(唐木田駅~聖蹟桜ヶ丘駅)

2019年3月30日(土) 12時頃スタート

 

都心部の桜並木は人が覆いつくしているので、郊外に目を向けてみた。

多摩市にある、小田急線・唐木田駅から乞田川に沿って、桜を見ながら歩いてみる。

 

 

 

新宿からわざわざ電車で唐木田に来た。

90年代っぽい駅舎のデザイン。鉛色の空がニュータウンには似合う。

多摩は学生時代。

いつのまにか、こんなに大人になってしまった。

同行者はミッチー氏である。彼もまた、広義の多摩の住人である。

 

歩き始めてすぐに出会ったのが、Googlemapにも表示があるが、鶴牧西公園の枝垂桜。

写真では伝わりづらいが、本当に見事である。

 

違う角度から見ると、また表情が異なってなんとも良い。

 

この枝垂桜、多摩市を代表する名木として、市の天然記念物に指定されているらしい。

 

 

 

 

このどぶ川みたいな大きさのが、乞田川である。

唐木田周辺の水源から、聖蹟桜ヶ丘付近で大栗川に合流し、関戸橋付近から多摩川に流れ込むらしい。延長 6.3 kmの短い川である。

今回はお花見半分なので距離は短め。

 

 

 

多摩センター駅付近まで来ると、川沿いの桜並木が出てきた。人はまばらである。

地元の人は、毎日見ているし、ここにわざわざ来る人も少ないのだろう。

 

桜並木の隙間を、モノレールが走っていく。絵になる。

 

 

こったがわ 満開である。

 

 

TMネットワークとは関係ないと思うが、ローカル感が良いなぁと思い、記念に1枚。

 

若干川幅が大きくなってきた。

歩道も広く、非常に歩きやすい。

車も来ないので、缶ビールをのみながら歩く。

 

お花見散歩なので、桜の写真が多い。

 

空が広いのが、都心部との大きな違いか。

 

 

多摩っぽい喫茶店、懐かしの名店である。

ビールを飲んでたから入らなかったが、散歩の休憩地点にちょうどよさそう。

 

聖蹟桜ヶ丘付近まで、軽々来てしまったので、

「あの丘に行きたい」ということで、聖蹟いろは坂を上って、

 

映画「耳をすませば」で月島雫が駆け下りていた、あの階段を眺め、

 

整然と並んだ住宅街の、眺めを楽しみ

 

 

どっかで観たような、郵便局を横目に、

 

丘の頂上では、珍しい場所に到着

都内有数のラウンドアバウトとして有名な桜ケ丘ロータリーである。

 

 

 

左折で入り、時計回りの通行をしながら、左折で出て行くという。

西洋式の交差点である。逆走注意だ。多摩は夕日が似合う。

 

 

 

日が翳ってきたので、丘を降り、ゴールの聖蹟桜ヶ丘駅

 

桜も期待どおり満開で、開放感があるコースだった。

聖蹟桜ヶ丘 という名のとおり、丘と桜を目いっぱい楽しめた一日だった。