神田川を歩く④(高田馬場駅~浅草橋(神田川河口))

 

2020年1月12日(土)

 

神田川散歩の仕上げとして、残り区間を河口まで歩いた。

同行者はミチー氏(二日酔いで登場)

 

 

曇天の高田馬場駅からスタート

 

 

山手線から見える風景である。

神田川沿いの側道を歩いていく。

 

都電のある風景(都電は何故白十字の看板しかないのだろうか)

 

 

面影橋という響きが素敵である。

 

いいセンスだ。

 

 

さらに東側に向かうと

 

 

日本庭園があった。

江戸時代の大名屋敷の跡を庭園にして文京区が一般公開している。

 

突然亀が歩いていた。

おじさんが飼っている亀を散歩させているようだ。

縁起が良い。

 

 

 

首都高池袋線神田川に沿って作られている。

飯田橋出口の案内板を下から望む。

 

水道橋分水路入口

これは、調べてみたところ

神田川が大雨などで増水した際の「水の逃げ道」であり、

このような分水路が神田川には他にもいくつかあるらしい。

そのくらい洪水が多かったと言うことか。

 

白鳥橋(大曲交差点)。

ここの大曲カーブはおそらく小石川後楽園(昔の大名屋敷)を避けるために、不自然に南に曲がっているのだと思う。

 

 

 

 

飯田橋の交差点。

都会に来たと言う感じがする、交通の要所。

 

神田川に沿って首都高も東にググッと進路変更。

 

 

水道橋付近

気がついたら水深も川幅もかなり広がっている。

 

神田上水の流路が描かれている。

黄色い線がそうである。

神田川と上水の違いについてはもう少し勉強が必要である。

 

これも上水の痕跡

 

ここから神田方面にむかって木樋をつかった供水が行われていたらしい。

 

 

御茶ノ水の聖橋

神田川にかかる箸ではこれが一番美しく大きい。

 

前々回、方南町で出会った丸の内線(復刻デザイン)と再開

 

 

 

昌平橋

昭和3年に建てられたものらしい

 

秋葉原方面へ

 

万世橋肉の万世

焼肉が食べたくなる。

 

 

 

 

浅草橋

ゴールはすぐそこである。

 

屋形船の派手なカラーリングが目を引く

 

最後の橋、柳橋

 

屋形船などの船頭さんが、隅田川から帰ってくる際の目印になるように、

それぞれ個性的なデザインの橋にしているらしい。

 

 

 

そしてゴール

 

 

ゴールをささやかに祝福してくれている、スカイツリー

 

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帰りに浅草橋の弁天湯で暖まった。

お湯の温度も熱過ぎず、清潔感のある快適な銭湯だった。

 

 

 

 

神田川を歩く③(中野新橋駅~高田馬場駅~駒込駅)

2020年1月4日(土)

 

昨年の神田川散歩の続きを歩いた。

同行者のY氏の行きつけの居酒屋に行くため、高田馬場から神田川を離れ、駒込まで歩いた。

 

 

前回のゴール地点、中野新橋からスタート

 

都庁が近い。

中野あたりだと新宿から毎日でも歩いて帰れるのではないだろうか。

 

 

総鉄筋作りの神社を発見。

八津御嶽神社というらしい。

かなりモダンだが800年の歴史を誇る神社らしい。

 

西新宿あたりの様子。

右岸に新宿区、左岸に中野区を見ながら、区境を北上していく。

 

川の流れが緩やかでよどんで見えたから、淀橋 などという説もあるらしい。

 

 

神田川の歌碑があった。

作詞は南こうせつさんではないらしい。

 

私は、この歌詞に対しいくつかの疑問を持った。

 

若い男女が二人で銭湯に行き、一緒に出ようと待ち合わせするが、

なぜか女性が毎回待たされる。頭を乾かさないで待っている間に湯冷めに震える。

その状況に男が現れ、抱きしめ、「冷たいね」と呟く。

 

・待ち合わせの時間を決めれば、湯冷めしないで済むのではないか。

・女性が頭を乾かしていれば、その間に待ち時間も短縮するし湯冷めを緩和できたのではないか。

・湯上りの際、男は女に対し言い放った台詞が何故「冷たいね」だったのだろうか。

 

 

 

 

小滝橋まで来た。

 

 

高田馬場付近、このあたりは川沿いの散歩道は途切れ途切れになっている。

神田川散歩は高田馬場駅で一旦終了。

 

ここから昼食をはさみ、駒込まで歩いた。

 

 

 

護国寺である。

ふらっと立寄ってみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月4日なので初詣の人も少なく、ゆっくりと参拝できた。

厄除けも行った。

 

駒込付近の交差点にて、懐かしいあのキャラクターが。

 

ぐりとぐら の時計である。

彼らはなんと言う動物なのだろう。

と思って調べたところ、「野鼠」らしい。

 

 

 

 

 

鼠年、本年もよろしくおねがいします。

 

 

 

 

 

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馬場から駒込へは上り坂が多かったが、徒歩でしか通れない楽しいルートであった。

 

 

神田川を歩く②(高井戸駅~中野新橋駅)

 

2019年9月21日(土) 

 

涼しくなってきたので、散歩に出てみた。

 

自宅から自転車で、JR荻窪駅へ。

南口から芦花公園行きのバスに乗り、京王井の頭線高井戸駅前で下車。

 

環八の上に駅舎がある、あの高井戸駅である。

4ヶ月前に、吉祥寺から神田川に沿ってここまで歩いたので、(神田川を歩く①参照)

今日はその続きを歩いてみる。

 

環八から一歩外れると、

 

神田川沿いの静かな遊歩道が続いている。

石神井川のように両岸に桜の木が植わっているので、桜の季節に散歩してもきれいだと思う。

 

良い橋だなぁと思って撮った写真。

橋を楽しむのも川沿い散歩の楽しみの一つである。

(写真だとあまり伝わらないが)

 

 

ふと足元を見ると、あの国土地理院の地図と思われる地図がタイル張りになっている。

 

 

赤丸が現在地。そこから右上の方向に神田川が流れていおり、

南に分岐したような川があるように見えるが、実際に歩いてもそれらしいものは無かった。謎である。

 

環七付近まで来た。

川の側面になにやら工作物が。

 

 

 

これは水道施設っぽい。

 

 

環七の下にこんなものがあったとは知らなかった。

約5キロにわたり地下調節池があるらしい。

 

 

方南町を通ったので、せっかくだから丸の内線の車庫を歩道橋から眺める。

丸い窓の新型車量がかっこいい。

 

 

いよいよクライマックスである。

今回一番楽しみにしていた、善福寺川神田川の合流地点まで来た。

 

美しいY字である。

左側が神田川・右側は善福寺川

手前に向かって流れている。

 

井の頭公園武蔵野市)から来た水と、善福寺池(杉並区)から来た水が、

混じりあう瞬間を激写。

 

中野区に入り、新宿がかなり近くなってきた。

 

朱色の橋がきれいだったのでここでゴール。

丸の内線の中野新橋駅付近。

 

 帰りは新中野まで歩き、丸の内線で荻窪へ。

 

 

 荻窪から自転車で石神井公園へ帰ってきた。

日も落ちてきて、とてもいい雰囲気である。

 

 

 

 

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サ活に挑戦

2019年9月1日(日)

 

サ活なるものをしに、和光市極楽湯に行ってきた。

まずは体を洗い、入浴。

サウナに入り、額から汗がぽたぽたと落ちてくるまで、身体を暖める。


(はあ、暑い。もう無理)


ふらふらしながら、サウナから出る。

 


サウナを出たら、次は水風呂に。

かけ水で汗を流してから、水風呂に入れば良いわけだ。

手桶で水をすくい、膝から下にかけてみる。

 


厳しい。いや、たぶん無理。

さりとて、水風呂に入らずしてサ活は成立しない。

ふと見ると、5歳くらいの子供まで、お父さんと一緒に楽しそうに水風呂に入っている。

一体何故、子供に水風呂が必要なんだろう。

そもそも何故この子供は平気なんだ?

 

意を決して、かけ水を頭からかぶり、水風呂にそーっと入る。

肩まで一瞬浸かり、すぐ上がって庭で一休み。

 


これを3セットやると、整うらしい。

 

2セットで体力的に限界を迎えた。

 

 

 

感想)

・サウナに入り、汗を流すことで、色々流すことが出来たと思う。

・水風呂に浸かる時、心臓が止まりそうな気がする。

・"整う"の境地には、達してはいないと思うが、たまにはサウナもあり。空いてる時にリトライしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


脱衣所のトイレにて、

全裸でサンダルというスタイルが、

超まぬけだなと思った。

ノスタルジックに川越を歩いてみた

2019年8月24日(土)

 

すっかり観光都市になった感のある、川越。

連日世界中から観光客が来ている。

蔵作りの街並を眺め、食べ歩きをしたりするらしい。

 

今日は川越のランドマーク、丸広百貨店屋上遊園地が今月末をもって51年の歴史に終止符が打たれると聞き、最後の雄姿を見に行ってきた。

さすがに乗ることは叶わなかったが、最後の週末ということもあって、中々に賑わっていた。

 

堂々たるmaruhiroの看板、まるでパルテノン神殿のような美しさである。

 

ひらがなバージョンで、もう1枚。

土台になっているビルのタイルの感じが、たけしの挑戦状に出てきそうで良い。

 

この取っ手の感じも昭和っぽくて良い。

 

 

 

 

 

まるひろを後にし、生ビールを飲みながら旧市街を散歩する。

ちょっと行儀が悪いが、観光地なので、あまり違和感が無いからまぁ良いだろう。

 

 

 

 

 

縁結びで有名な氷川神社

存在は知っていたが、訪れたのは初めてである。

 

 

お祭でもないのに、かなりの人の多さに驚いた。

縁結びだからか若い女性が多かった。

 

 

何となくインスタ栄えを意識して撮ってみた1枚

 

 

良縁を願う人々の思いの詰まったトンネル。

 

 

 

 

 

氷川神社を後にし、住宅街を歩いていると突然こんな看板が。

このフォントと色合いが良い。昔からこんな感じだったのだろうか。

 

 

 

川越スカラ座明治38年から続く、貴重な映画館である。

今日も映画がやっている。

10代の頃は、ちょっと怖くて入れなかったあの扉を開け、

初めて中に入ってみた。

 

ロビーの様子。

「夜明け」という映画を観た。

 

館内はニューシネマパラダイスに出てくる、あの映画館のようである。

音響が古いせいか、セリフがちょっと聞き取りにくいのは仕方ない。

(前のほうで見ればいいのかも)

 

映画を観終え、余韻に浸りながら夜の川越を散歩し、

夜は、NAGOMIというお店で一杯やって帰った。

 鰹のたたきが非常においしく、日本酒もいい。再訪したい。

そんなお店だった

https://tabelog.com/saitama/A1103/A110303/11000411/

 

 川越は夜になると観光客がほぼいなくなるので、ゆっくり飲むにはありかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<番外編>

約25年ぶりに学生時代の通学路を巡礼してみた。

記念に順路に沿って撮った写真を残しておく。

 

西武新宿線 本川越駅。ここはほぼ当時のまま。

しいて言うならば、反対側に東武東上線川越市駅に向かう出口が出来ていることだ。

いつのまにか出来たらしい。

 

駅前のイトーヨーカドーが高層マンションになっていた。。

 

この路地を歩く、ここから裏通りをとおってJR川越駅まで行く。

 

この辺りの風景は当時と変わっていない。

 

 

この塀に、タバコを隠して通学し、帰りに吸うというのが流行っていた。

(私ではない)

 

当時学校帰りによく行ったゲーセンが入っているビル。

コンクリート打ちっぱなしの最先端のデザインだったが、だいぶ古くなっている。

 

地下のゲーセンは廃墟になっていた。

もしかしたらこのビル自体取り壊すのかもしれない。

 

路地はこんなに細かっただろうか。

 

この駐車場で不良に遭遇したのも良く覚えている。

90年代中頃の川越には不良が多かったのである。

 

この砂利駐車場になっているところは、当時はキャバレーみたいなお店があった。

夜は通らないから、やってるところは見たことがないが。

 

クレアモール(サンロード)を通り、

 

 

アトレ前 

 

このアーチも懐かしい。

 

 

アトレ横の通路、毎朝この風景を見ていた。

 

 

電話ボックスは撤去しないで、電話だけ外されていた。

ここでポケベルの入力?をする女子高生が行列していたのである。

 

川越駅前に到着

 

 

 

 

「ノスタルジック(英: nostalgic)」とは遠い懐かしさを感じさせる、得がたいもの、失われたものなどに対して、心惹かれ、思いを馳せ、憧れや恋しさを抱くさまなどを意味する語。主に「郷愁」と訳される。かつて過ごした故郷をしみじみと懐かしむ気持ち(懐郷の念、望郷の念)として想起されることが多い。「ノスタルジックな気分になった」などと表現する。

地図と測量の科学館に行ってみた

2019年8月10日(土)

 

地図が好きだ。

眺めているだけで楽しい。

 

茨城県つくば市にある、「地図と測量の科学館」に行ってみた。

https://www.gsi.go.jp/MUSEUM/p02.html

 

「地図と測量の科学館」とは

地図と測量に関する展示を行い、国土地理院保有する地図・航空写真などの情報を提供する施設。

 

情報量が多いので一日では回りきれないのと、ほかの研究施設も場所柄豊富にあるのでまた今度行ってみようと思う。

あまり写真を撮っていなかったが、いくつか記録しておく。

 

入館してすぐ、「日本列島空中散歩マップ」があった。

 

まずは、飛び出すメガネを装着し、

 

床面にプリントされている日本全図を眺めると、標高差が立体的に浮かび上がってくるのである。

臨場感たっぷりである。

 

 

上から見た様子。

まさに空中散歩といえよう。

 

いわゆる、地理院地図の作られ方について、わかりやすく説明されている。

 

描かれた時代・場所・作者も様々な古地図を、屏風大のサイズで眺めることができる。

 

同じものがデータで公開されている。絵画としても楽しめる。

 

(参考)

日本海山潮陸図 - 国立国会図書館デジタルコレクション

 

有名な伊能図もある。精細で美しい。

 

ちなみに、古地図は以下のサイトでも見ることができる。

古地図コレクション(古地図資料閲覧サービス)

 

  

 

 場外には、1/20万の地球のオブジェがあり、高度300kmからの地理院地図が見られる。

地上に顔を近づけていくと、より精細に地名や地形が描かれてた。

(”高円寺駅” の表記まで確認できたのは驚いた)

 

自分の住まいを指差すY氏

 

地図観測機「くにかぜ」の実機展示

あの調布飛行場をよく利用していたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近所をサイクリング(石神井公園~光が丘公園)

2019年7月6日(土)梅雨の合間の曇天の昼下がり

 

自転車に乗って、ちょっとうろうろしてみる。

 

 

 

高島平まで行って帰ってきた。

最短は上記地図のルートらしいが、実際は光が丘公園を抜けていった。

 

石神井からふらふらと自転車をこいで、光が丘まで来た。

広大な団地街である。

町の景観は多摩を彷彿とさせる。

 

ニュータウン」 という言葉が流行った時代。

爆発的にこのエリアの人口が増えたんだろうなと想像するといろいろ納得がいく。

 

シムシティっぽい。

 

せっかくだから、光が丘公園に寄ってみる。

自転車もそのまま入っていいらしい。

 

この雰囲気なんてまるで多摩センター。

パルテノン感。

 

案内図も年季が入ってる。

分かっていたが相当広い。歩いて回ると結構ハードだと思う。

23区内で4番目に広い公園らしい。

 

23区内の都立公園の面積ランキング(某サイトから抜粋)

1位:水元公園葛飾区)936,999m2
2位:葛西臨海公園江戸川区)805,861m2
3位:舎人公園(足立区)628,603m2
4位:光が丘公園(練馬区/板橋区)607,824m2
5位:代々木公園(渋谷区)540,529m2
6位:上野恩賜公園台東区)538,507m2
7位:夢の島公園江東区)433,212m2
8位:駒沢オリンピック公園(世田谷区/目黒区)413,573m2
9位:砧公園(世田谷区)391,777m2
10位:篠崎公園(江戸川区)302,755m2

 

自転車も歩行者も共存している。

このパブリック感である。

 

街路樹が大きく、緑が深いのが印象的。

光が丘公園の開園は1981年(昭和56年)とのこと。

この公園が出来たころの子供達が、自分と同世代でなのである。

 

あまり近づいて、不審がられてはあれなので、

遠くからしか写真は取れないが、バーベキュースペースもある。

 

この建物の感じが、懐かしい。

幼いころここに来たような気がする。来てないけど。

きっと、あのころのデザインなのである。

どこか別の公園も、昭和50年代後期はこんな感じだったのだと思う。

 

屋根の上の「光が丘」の文字、ヘリからすぐ見えるためだと思う。

災害時の避難場所になっているからだろうか。

 

ダメらしい。

直感的に訴求するデザインである。

 

 

 

光が丘周辺は、自転車の通行帯が充実している。しかも車道と同じくらい広い。

練馬区は比較的平地が多いので、自転車の交通量が多いのかもしれない。

快適なサイクリングコースである。

 

 

帰りは、谷原の農家でひまわりを眺め、

なすとピーマンを買って帰った。